2007年6月28日号
●混乱する米国ペットフード市場
 中国産小麦グルテンにメラニン混入
 中国の食品素材から端を発した食品の安全問題が、米国の食生活を根本的に揺るがす社会問題に発展している。一部のペットフードに配合されている中国産小麦グルテンにメラニン(プラスチックを作る際に使用される物質)が添加されていた問題だ。米中の政府間の問題としても取り上げられてきており、米国健康産業における中国企業の大量参入と氾濫する廉価で低品質な素材、中国企業の管理体制とモラルの欠如、中国、米国企業における商業主義とあいまって、今後の米国の健康産業の方向性について大きな問題点を提起するとともに、健康産業業界の将来を危惧する専門家も多い。今回のこの問題は、中国企業の利益追求主義による悪質な行為と米国企業に見られる低価格至上主義、企業管理体制の不備、健康ブームが兼ねあって発生したといえる。また、単にペットの死亡というのみにあらず、食肉である豚、鳥の摂取による食物連鎖による危険性も危惧されている。当然日本においても同様な問題提起は不思議ではなく、業界としての対応が求められる。今回は、健康食品業界の法規則に明るいマーク・ウルマン弁護士による問題解説と「USD today」が報じた中国側の反応をまとめてみた。
マーク・ウルマン弁護士の問題総括より
     FDCA法では取り扱い企業に責任
「USDtoday」(北京発)より
     中国政府、食品不祥事の責任を米国にも追及








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