2007年6月28日号
●アリピュア事務局 α-リポ酸の最新研究を報告
 セミナーで化粧品への応用を講演
 α-リポ酸のサプライヤーからなるアリピュア事務局(カーギルジャパン、ビーエイチエヌ、兼松)は、22日、東京八重洲ホールで「α-リポ酸研究セミナー」を開催した。テーマは「化粧品用途解禁 ビューティ市場におけるα-リポ酸の可能性」。α-リポ酸の初めての書籍の著者であるリチャード・パスウォーター博士(セレン栄養研究センター)による「新美容理論α-リポ酸の3ステップビューティー」と題した基調講演、カーギル社ローランド・ラベラー博士による「α-リポ酸の最新研究リポート」と題した講演などが行われた。この中で、米国で代表的なアンチエイジング医師、ドクター・ペリコーンの著書「The Wrinkle Cure」が引用され、α-リポ酸を局部塗布したときの健康効果、また米国の医療現場での実際の使用例を紹介した。特に太陽光や喫煙などが原因となるシワの減少、皮膚細胞の炎症抑制、ビタミンC、Eの再生、DNA保護、AP-1をコントロールしコラーゲン再構築を助けるなどの機能性、作用メカニズムに言及。そのほかに内服・外用における安全性、海外の市販製品も紹介した。

●厚労省 4月13日事務連絡を説明
 「対応はこれまでどおり」と強調
 厚労省監視指導・麻薬対策課の村上貴久課長は13日、CRNーJAPANの勉強会に講師として出席し、4月13日に発出した「いわゆる健康食品について」の事務連絡について説明した。同氏は事務連絡を発出した経緯について、基本的には各都道府県の担当官向けに対し、商品名の中に効能の記述があれば、効能の表示があったと考える必要があることを周知するために行なった。また、2枚目の商品名の例示は、どれ一つでも絶対に許さないということではなくい、パンフレットやCMなどを総合的に判断する。我々の対応が急に変わったわけではなく、あくまでもこれまでと同様、個別に対応すると述べた。出席者からは、事務連絡など、同省から出される文章は非常に重く、業界としてどう受け止めるべきなのかとの質問に対し、村上氏は、我々としても業界からの意見は重く受け止める。今回の事務連絡は大きく波紋が及んだ。健康食品市場も大きくなっており、いたずらに混乱を引き起こしたいと思っているわけではないとの認識を示すとともに、疑問があれば相談して欲しいと述べた。また、担当者の裁量ではなく、明確な基準を出して欲しいとの意見もあったが、同氏は折角食品は自由に販売できるのだから、同省が何らかの基準等を出す必要はないとかわした。



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