2007年7月8日号
●通販協 通販の健食購入率が伸長
 利用経験率9割以上と実態調査を報告
 (社)日本通信販売協会ではこのほど、全国の男女を対象に通販の利用実態を調査した結果を「第14回全国通信販売利用実態調査報告書」にまとめた。それによると通販の利用経験率は全体で9割以上と高かったほか、利用媒体は昨年トップだったカタログをインターネットが上回った。健康食品の購入率は化粧品・医薬品や趣味・娯楽用品と共に伸びていた。調査は、全国の15〜79歳までの男女2450名を対象に郵送調査を実施し、1367名の有効回答を得た。通販を利用した経験がある人は、全体では90・3%で、性別で見ると女性95・2%、男性84・3%。2006年だけの単年の購入実績で見ると、全体では59・4%で、女性68・2%、男性49・4%。いずれも女性が男子を上回っている。
利用広告媒体は、パソコンによるインターネットが最も多く43・3%、これにカタログ(国内)40・3%、ダイレクトメール22・3%、新聞広告21・2%、折り込みチラシ21・1%、テレビショッピング21・0%が続く。インターネットは若年層で利用率が高く、男性40代以下では七割、女性30代でも半数が利用している。購入商品は、化粧品・医薬品が32・6%でトップ、次いで婦人衣料品32・2%、趣味・娯楽用品29・3%、健康食品は25・0%で、前年の20・6%より4・4ポイント増加している。

●国際統合医学会 スプラウト最新知見を発表
 第8回学術集会で米研究員講演
 国際統合医学会は先月30日、ベルサール神田で行なった「第8回国際統合医療学会」で、ライナス・ポーリングシンポジウムを開催した。当日はアメリカ、オレゴン州立大学内にあるライナス・ポーリング研究所教授R・Hダッシュウッド氏をはじめ同研究所財源顧問で、医学博士のグレイス・本多オースチン氏、日本人初の研究所勤務経験者重森医院院長の重森福美氏ら4名の研究者が参加、それぞれ講演を行った。ダッシュウッド氏は「美容食が遺伝子、遺伝子間で結腸ガン調整に与える影響」と題して講演。発ガン時に遺伝子に影響を与えるとされている物質HDAC(ヒストンデアセチラーゼ)を阻害する優れた食品由来成分としてブロッコリーの新芽(スプラウト)に含まれるスルフォラファンを挙げ、致死率が高いと言われる腸管内ポリープの一種を有意に抑制することをマウス試験で確認したと報告した。



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