ブラッククミンの種子を原料にした超臨界液体抽出物の販売を、サビンサジャパンコーポレーションが近く開始する。サビンサグループの新製品として、世界的にほぼ同時に市場投入されるもので、種子に含まれるチモキノンなどを規格化したオイル品。パウダー品の開発も進められている。
HMBカルシウム(以下HMB)を機能性関与成分とする機能性表示食品の届出が増えている。先月26日から今月10日までの届出情報更新で、DHC、日本薬師堂、つうはん本舗からの届出が新たに公開。「歩行能力の改善」問題の煽りを受け、届出の取り下げが相次いでいたが、以前の勢いを取り戻しつつある。
キノコ由来の独自原材料を製造販売するリコムが、機能性表示食品の届出サポートを本格的に始める。同社と同社100%子会社からの届出2件がこのほど公開。キトグルカン(エノキタケ抽出物)、シャンピニオンエキス(マッシュルーム抽出物)に含まれる成分をそれぞれ機能性関与成分にしたもので、内臓脂肪の減少、腸内環境を良好にする働きを訴求する。いずれもシステマティックレビュー(SR)で届け出た。
17日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、トクホの関与成分でもあるコーヒー豆マンノオリゴ糖を機能性関与成分とする飲料の届出が公開された。
HMBを機能性関与成分とする機能性表示食品の届出が復活した。医薬品医療機器等法(薬機法)に抵触する恐れがあるなどとされた機能性表示食品のヘルスクレーム「歩行能力の改善」問題の煽りを受け、届出の取り下げが相次いでいたが、このほど新たな届出が公開。問題とされた表現が削除されるなど届出表示が変更された。加えて、機能性関与成分の名称も変更。HMBからHMBカルシウムに変わっている。
ビルベリー由来アントシアニンなどを機能性関与成分にした機能性表示食品について、従来にないスタイルの届出を健康食品通販のリフレ(埼玉県上尾市)が行った。
全農と長野県は県特産のブドウ「ナガノパープル」で機能性表示食品の届出を目指す。今夏までにも届出関係書類を消費者庁に提出する。届出書類の提出者はまだ決まっていない。届出が受理されれば、生鮮ブドウとして初の機能性表示食品となる見込みだ。
アキレス腱の柔軟性を高める機能性を持つことが臨床試験で示唆されたサプリメント用タマゴ由来素材の輸入販売をヘルシーナビが始める。関節ケア作用を主要機能とする素材。同作用を検証する臨床試験の中で、アキレス腱への働きが見出された。ほかに、肌に対する働きも確認されている。