話題

5-ALA 素材販売を強化 ネオファーマジャパン(2021.9.9)

事業戦略インタビュー_ネオファーマジャパン①

 今年2月、COVID‐19原因ウイルスの感染抑制機能(細胞試験)を長崎大学が発表したことで社会的な耳目を集めた5‐アミノレブリン酸(5‐ALA)。その後、COVID‐19患者を対象にした特定臨床研究が行われ、結果が注目されている。とはいえ5‐ALAは、抗ウイルスだけを目的に研究・開発されたものではない。現在の主な用途は食品であり、健康維持増進を目的にした食品素材として市場普及が目指されている。それをけん引するのは、長崎大の共同研究先で、静岡県袋井市の生産拠点で5‐ALAを製造するネオファーマジャパン(東京都千代田区)。食品向け原材料販売の本格化に舵を切った同社の河田聡史社長に、5‐ALA事業の拡大戦略を聞いた。

詳細はこちら

サントリー食品 トクホ・機能性飲料 販売振るわず(2021.8.26)

 サントリー食品インターナショナル(東京都港区)が販売する特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品の飲料の動きが奮わない。同社が今月12日発表した2021年12月期上期(1~6月)連結決算説明資料によると、同期のトクホおよび機能性表示食品飲料の販売数量(出荷ベース)は約1000万ケースにとどまり、前年同期比4%のマイナスだった。同社は通期で計2230万ケースの販売を計画しており、下期での回復を迫られている。

詳細はこちら

乳業3社、機能食品が好調 1Q業績 2ケタの増収増益も(2021.8.26)

 国内乳業メーカー大手3社の機能性食品の販売が堅調に推移している。このほど出そろった第1四半期決算では、各社とも機能性食品を含む事業カテゴリーの売上高が前年同期を上回った。明治と雪印は2ケタ増と好調だ。新型コロナウイルス感染拡大を受けた消費者の健康意識の高まりが背景にある。

詳細はこちら

21年調査 売上好調だった上半期 特に通販 2ケタ増(2021.8.26)

 2021年上半期(1~6月)の健康食品・サプリメントの消費・売上動向を、3つの調査=総務省による家計調査(2人以上世帯)▽日本通信販売協会(JADMA)による月次通販売上高調査▽経済産業省の商業動態統計調査=から振り返る。20年初頭から続く新型コロナ禍は、健康食品・サプリメントの消費、売上にどんな影響を及ぼしたのか。

詳細はこちら

ヘルスケア食品、コロナ禍で力強さ (2021.8.26)

 上場企業の2021年4月~6月期(2022年3月期第1四半期)の業績発表が相次いでいる。前年同期は、1回目の緊急事態宣言が発出され、日本経済に大きなダメージが及んだ時期と重なり、低調な業績に終わった上場企業が目立った。しかし今期は、業種にもよるが、増収を達成した先も多くみられる。サプリメント・健康食品などヘルスケア食品を手掛ける上場企業の業績はどう推移したのか――。

詳細はこちら

サプリ・健康食品 消費/売上高調査(2021.8.12)

 日本通信販売協会(JADMA)による月次通販売上高調査の2021年6月分が8月2日までにまとまり、「健康食品」の売上高は、前年同月比7.9%増の157億6800万円となった。調査対象企業は、JADMAの理事社・監事社を中心とする会員企業123社。

詳細はこちら

後発薬企業、サプリに照準 サワイなど大手が市場参入へ(2021.7.29)

 ジェネリック医薬品(後発薬)を手掛ける各社のサプリメント市場参入が活発化している。ジェネリック医薬品業界大手のサワイグループホールディングス(以下サワイ)や富士製薬工業などが業界参入に名乗りをあげたほか、以前より健康食品事業を展開する日本ケミファは機能性表示食品を来年にも市場投入するなど、各社がジェネリック医薬品製造で培った技術やノウハウを活用した事業化を進めている。

詳細はこちら

偽サプリ、フリマサイトに 「エクエル」を精緻に偽造 (2021.7.29)

01トップ図表上メインサシカエ①

 有名企業が販売するサプリメントの「偽物」が製造・販売されていたことが分かった。パッケージから内容物まで正規品によく似せた精緻なつくりで、偽物とすぐに気づくのは困難な代物だった。この偽物が販売されていたのはCtoC(消費者対消費者)間取引が行われるフリーマーケットサイト。サプリメントを個人で製造できるとは考えづらく、組織の関与が強く疑われる。他のサプリメントでも、フリマサイトやオークションサイトで偽物が販売されている可能性が無視できない。偽物の製造・品質管理の実態は窺い知れず、食品としての安全性も不明だ。万が一にも健康被害が起これば、ブランドの価値が大きく損なわれることになる。

詳細はこちら

ALA、新たに疲労感 5つ目のヘルスクレーム公開(2021.7.8)

FFC届出更新本文③

 5‐ALA(5‐アミノレブリン酸)のヘルスクレームがまた拡充された。

詳細はこちら

来るか オートファジー 研究成果の実用化じわり (2021.7.8)

オートファジー合体③

 細胞の恒常性を保ち、人の健康寿命延伸にかかわるとされる細胞機能「オートファジー」を巡る基礎研究成果の実用化をめざす取り組みが、市場に反映されつつある。オートファジーをコントロールする創薬をめざす動きも進んでいるが、最初に実用化、事業化が果たされたのはサプリメント・健康食品分野だ。オートファジー研究を発展させた功績でノーベル医学生理学賞を受賞した日本人研究者の存在も背景に、近い将来、「オートファジー活性化」を掲げる製品市場が大きくうねりだす可能性がある。

詳細はこちら


ページトップ