【2009年12月8日付号】

業界自主基準に前向き/ビジョン研究会・業界アンケート

健康食品の産業ビジョン策定を進めている医療経済研究・社会保険福祉協会の食品機能と健康ビジョン研究会は、ビジョン策定の一環として、今年5月から7月にかけて行った業界アンケート調査結果を発表した。その中で、機能性食品産業が今後も発展するために業界としてやるべきことは、「有効性の業界自主基準」、「安全性の業界自主基準」、「研究開発の推進」などが挙がった。

 
 

ガンの代替医療で科学的検証/厚労省研究班

厚生労働省研究班によるガン代替医療に関する症例報告の募集が開始された。調査ではアガリクスやプロポリスなどの健康食品やマッサージ、気功、アーユルヴェーダ、電磁療法などでガンへの代替療法が有効であった患者の症例データを全国の医療機関などに呼びかけ収集し、データを蓄積するとともに科学的指標を用いて効果を検証する。

 
 

〝脚のむくみ改善〟に注目 健食、飲料で製品化へ

冷え症と並び日本人女性の多くが抱えているとされる「脚のむくみ」改善に着目した健食や飲料が今後増えていきそうな気配だ。利尿作用や腎機能改善で知られる「コーンシルク」を取り扱う福田龍では、同素材と血流改善作用がある「シシウド」を複合摂取することで、脚のむくみ改善効果の体感が相乗的に高まることをヒト試験で確認し、両素材を組み合わせた製品開発提案を進めている。

 
 

オリゴノールに抗糖尿病作用/アミノアップ化学

アミノアップ化学は、最新の研究によりライチ由来低分子化ポリフェノール「オリゴノール」に抗糖尿病作用が確認され、その結果を「第4回ICPH(ポリフェノールと健康 国際会議)2009」で発表する。

 
 

特集/注目の骨質改善素材

骨粗しょう症を予防するためには従来、骨密度を高めることが重要視されてきた。一方ここにきて骨梁や骨代謝など骨質を改善させることの必要性も指摘されている。市場でも骨質改善に着目した素材が数多く登場しエビデンスの取得が進んでいる。

 

 

 

 

 

【2009年12月18日号】

代替医療での健食利用が加速

11月25日に発表となった厚生労働省研究班によるガン代替医療の症例募集の開始を受け、医科向けに健康食品を提供するメーカーなど各社が動き出した。医師からの症例提出だけでなく、「メーカーや関連事業者からの情報提供も受け付ける」(研究班・大野智東京女子医大準教授)としているため、各社では自社製品の有効性を示す好機と捉え具体的な手立てを検討する。

 
 

オーガニック化粧品 海外認証制度が国内で普及

海外のナチュラル&オーガニック食品・化粧品などの製造工場や末端製品に対する認証制度のひとつである「エコサート」が、国内の化粧品市場において拡大している。エコサートQAIジャパンによると、09年の世界の化粧品市場における認証は金額ベースで昨年対比18%増に対し、日本国内で同27%増としている。

 
 

特集/コラーゲン

コラーゲン市場の拡大が続いている。化粧品メーカー大手の市場攻勢が目立つ中、原料市場も好調に推移し、今年度は年間販売量6000tも視野に入りそうだ。末端商品においてはコラーゲンを高配合した様々な加工食品や飲料が低価格で販売されており、より高い効果や体感性など「質」が求められている。

  

特集/アガリクス

本格再生が待たれるアガリクス市場の動きが活発化している。通販、ドラッグストア、会員向け販売・ネットワーク販売など各販路で数字が伸びており、原料各社にも同様の傾向がみられる。「事実上の安全宣言」とも言われる厚労省の通知発達で市場サイドに安堵感が広がったことや、新型インフルエンザ需要も追い風となっている。

 

 

特集/スポーツエナジー素材

ここ数年はメタボ健診の影響もあり健康維持やダイエットを目的にした市民ランナーが増加傾向にあるという。スポーツ人口は年々増加しているが、その一方で一般のサプリメントに対する認識は低いままで、疲労やスタミナ不足により続かないという声も良く聞かれる。エネルギー産生・持久力向上に働きかける素材を検証する。

 

 

 

 

【2009年12月28日付】

青汁、葉酸が上位にランク/ケンコーコム売れ筋健食調査

ケンコーコムが発表した「2009年売れ筋健康食品番付」は、表示規制が厳しく人気素材が登場しにくい状況を受け、横綱は3年連続の該当なしとした。大関には著名な栄養コンサルタントが推薦した商品が人気になったとして青汁が付いた他、葉酸が昨年の関脇からランクを上げた。

 
 

3製造所にGMP認定/日健栄協

日本健康・栄養食品協会は22日、健康補助食品GMP(適正製造規範)適合製造所に、ケンショクホールディング、パワフル健康食品・信濃町工場、アサヒフードアンドヘルスケア・大阪工場の3社3製造所を認定した。認定工程は3社とも一貫工程。

 

 

活気づくアスタキサンチン市場

抗酸化作用で市場を形成し、末端では200億円以上と言われるアスタキサンチン市場が、ここにきて活発な動きをみせている。きっかけは、富士フイルムのスキンケア化粧品「アスタリフト」のテレビCM。初めてアスタキサンチンの素材名を放映すると共に機能性を表現したため、原料メーカーの中には化粧品用途で急速に引き合いが増加した企業もあるという。

  

 

 

 

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