ヘルスケア事業11%増に アムスライフ第2四半期(2016.4.21)


 ㈱AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は8日、平成28年度8月期第2四半期の連結決算を発表した。主軸のOEM部門で美容関連や青汁、酵素・酵母商材などのインバウンド向け商材が好調を維持するとともに、これまで苦戦していた通信販売、卸販売、店舗販売の3部門が前年実績を上回るなど、売上高は対前年9.4%増の74億1700万円となった。営業利益は同51.9%増の5億3500万円だった。

 セグメントの業績では、OEM部門において安定的な受注が見込める定番商材を積極提案したことに加え、インバウンド向け商材の動きが良く、同部門の売上は同8.9%増となった。通販部門では、葉酸サプリが引き続き堅調に推移し、クロスセル商材としての妊活サプリが大きく伸張した。卸販売部門では、中国やベトナムに展開する国内企業からの受注が伸張した。店舗販売部門では、インバウンド需要対応の広告強化と販促物の充実を図り、酵素・酵母商材などが好調な売れ行きを示した。これらヘルススケア事業の売上は同11.0%増の67億5900万円となった。

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