国産リンゴ由来ウルソール酸を規格化 日本健康素材(2016.5.26)

アップルテルペン ズームアップカット小

 【Zoom UP】 国産の機能性素材を原料・OEM供給する日本健康素材㈱(東京都文京区)は、青森県産のリンゴの皮を原料由来に筋肉増強機能を持つウルソール酸を25%含有する「アップルテルペン」の原料供給を今春から開始した。シニア層に向けた抗ロコモティブシンドロームのコンセプトとともに、今後需要の伸びが見込まれるアスリート向けの機能性素材として提案する。

 「アップルテルペン」は、収穫したリンゴの皮を特殊な抽出工程を経てウルソール酸25%以上で規格した機能性素材。粒度40メッシュの粉末の形状に仕上げ、健康食品のタブレットや粉末プロテインなどにブレンドすることなど様々な製品に利用することが可能だ。

 「ロコモティブ対策はすでに迎えている超高齢社会にとって必要なもの。高齢層への提案はもちろん、市場が拡大しているスポーツサプリメントへの利用も促したい」(加藤三千尋社長)といい、スポーツジムなどへも提案を強化する考え。

 またリンゴ由来のイメージの良さも使い、リンゴポリフェノールなど他の機能性素材と組合せることで「美肌やダイエットなど別のカテゴリーでの提案も十分可能だ」としている。

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