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　㈱ビー・ジー・エム（東京都中央区）は、ゴールデンベリーのドライフルーツと果汁濃縮粉末の原料供給を本格的に始めた。ゴールデンベリーの多くがドライフルーツで売られているため、同社では濃縮果汁粉末を「他にない素材」（大原真弓専務）として販売に注力する。10㌔㌘の果汁から1㌔㌘の粉末にしたもの。繊維質と皮を取り除いているため水溶性で、飲料をはじめスムージーやサプリメントにも利用できるという。原料は最小10㌔㌘から供給する。

　同社ではドライフルーツと濃縮果汁粉末で、合わせて年間トン単位の供給も可能とみている。原材料はペルー産で、アンデス山脈の標高約1200㍍地域で無農薬栽培品。有機ＪＡＳやコーシャなどの認定を受けた現地工場で乾燥させて搾汁し、ドライフルーツや濃縮果汁粉末にしている。

　同社では4年前からゴールデンベリーを供給できる体制にあったが、これまでは製品メーカーに提案してもあまり関心を持たれなかったという。今後は女性の美容やエイジングケア、ダイエット向け商材として訴求し、販路拡大を図る。