農産物の機能性研究で協定 青森県と星薬科大 全成分分析など実施(2017.3.23)


 青森県の産業技術センターと星薬科大学は21日、県産農林水産物の機能性研究で連携協定を締結すると発表した。

 両者は県産農林水産物の全てに関して、機能性成分などのスクリーニングを行い、商品化有望素材をピックアップするほか、ゴボウの葉部分などこれまで未利用だった部位の機能性成分研究などにも取り組む。

 星薬科大学の田中隆治学長は青森県出身で、ポリフェノール、抗酸化分野などの国内第一人者といわれる。県産業技術センターによると「全ての農林水産物の全成分分析は、全国的にも例がないのではないか」(同企画経営室)としており、「星薬科大学は全成分分析などスクリーニングで高い技術を持っており、県産農林水産物の掘り起こしに生かしたい」(同)考えだ。

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