アジア市場の食品事業拡大 大塚製薬がタイに新会社(2017.7.20)


 大塚製薬㈱は、アジア市場における食品事業の拡大を目的とした新会社をタイに設立したと18日発表した。まずは代表ブランドのポカリスエットのみの取扱いだが、健康飲料やサプリメントを含むそのほか食品を手掛けることも視野に入れる。

 これまでタイでは、1973年設立の医療用医薬品を中心に事業展開するタイ大塚製薬が現地代理店などを通じ、98年からポカリスエットを販売してきた。今後は、新会社「大塚ニュートラシューティカル(タイランド)㈱」に食品事業を移管し、医薬、食品事業を住み分けて展開していくことになる。

 新会社の社長には、アジア・アラブ地域を統括する事業を担当していた串田高歩氏が就く。


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