ライコレッド トマトリコピン 紫外線ケア 進む普及啓発  (2017.9.21)

トマトリコピン修正_紫外線ケア機能_研究レビューも実施①

 イスラエルの原料メーカー、ライコレッドが主力製品の天然トマト由来リコピンの拡販に乗り出している。肌への働きを訴求できる機能性表示食品の機能性関与成分とするために研究レビューを実施。また、紫外線に対する機能性などトマト由来リコピンの特長を伝える目的で、一般消費者への普及啓発にも力を入れ始めた。同社から原料供給を受けて最終製品を販売する企業への側面支援につながりそうだ。

 リコピンはカロテノイドの一種。強い抗酸化作用を持つといわれる。リコピンそのものは機能性関与成分として計13件(15日現在)の届出実績があるが、ライコレッドが日本で行った研究レビューを活用した届出はまだ出ていない。今年4月以降、販売代理店を手掛けるサンブライトらが最終製品販売会社などへの届出提案を積極的に進めており、「多くの企業が関心を寄せてくれている」(同社営業部)と話す。

 関心が寄せられている背景には、研究レビューで検証されたトマト由来リコピンの機能性がある。紫外線の影響で肌表面に生じる「赤らみ」を軽減する働きを検証し、有効性を報告しているためだ。「これまでに受理実績のないヘルスクレーム。肌分野の機能性表示に関しては、『潤い(保湿)』以外難しいという話は承知しているが、やってみなければ分からない。エビデンスはある」(同)と言う。

 ライコレッドが製造販売するトマト由来リコピンは「ライコマート」の名称でブランド展開が世界的に進められてきた。その中で同社が現在注力しているのは、紫外線ケア機能の普及啓発。フランスなど欧州では、ライコマートを機能性素材として配合し、紫外線の影響から肌を保護する働きを訴求する美容サプリメントが販売されている。

 紫外線ケア機能に関する普及啓発活動は今年から日本でも始まった。一般消費者にリコピンを生活に取り入れてもらうための情報を発信するウェブサイト「リコピンLABO」を4月に開設したのを皮切りに、7月から8月にかけては東京・京都・広島の三カ所で「日傘」を無料で貸し出すイベントを実施。トマトリコピンに関する学術情報を日本語で伝える専用サイトも近く開設する予定だ。

 また、しばらく前に日本で出願していた特許権が7月に成立。「皮膚を防護するためのカロテノイド組成物及び方法」(第6125760号)を発明名称とするもので、「特許が(供給先が)ライコマートを配合した製品を新たに開発したり、販売したりする際のサポートになれば」とライコレッド・ジャパンは話す。

【写真=トマトの絵をあしらった「日傘」の無料貸し出しイベント】


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