沖縄県、沖縄健康産業協議会 健食認証制度を正式決定(2017.10.26)


 沖縄県健康産業協議会は24日、県の補助を受けて検討を続けてきた機能性食品認証制度に関して、正式に決定したと発表した。名称は「WELLNESS OKINAWA JAPAN」(ウエルネス・オキナワ・ジャパン)で、来年4月から募集を開始する。

 認証基準は、「機能性」、「安全・安心」、「沖縄情緒性」の3つ。うち機能性については、①機能性表示食品として届出されている②届出されていないが機能性成分を含有する(成分は論文で証明されているもの)③特定の栄養素に特長がある(栄養機能食品など)――のいずれかに合致していることが条件。加工食品、サプリメント、生鮮食品は問わない。

 認証を行う主体は、沖縄県健康産業協議会で、有識者で構成する認証審査機関を外部に設置し、機能性成分や栄養素の含有量担保や品質管理、論文、安全性などをチェックする。募集開始は来年4月からで、同年9月頃に第1回の認定を行う予定。

 自治体や地域による認証制度は、北海道の「ヘルシーDo」、新潟市の「健幸づくり応援食品」、四国4県(四国産業・技術振興センター)の「ヘルシー・フォー」に続く4例目となる。


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