ニッピ、コラーゲン新工場建設 33億円投資(2018.1.5)


 ゼラチン・コラーゲンペプチド供給大手のニッピが、およそ33億円を投資し、日本国内に新たなコラーゲンペプチド製造工場を建設する。今月に着工し、来年3月に完了予定。昨年12月27日に開催した取締役会で決議した。

 新工場は、既存工場「富士工場」を置く静岡県富士宮市内に建設する。新工場の竣工により、コラーゲンペプチドについて自社製造量の大幅な増加を見込む。これまでは、自社製造品に加え、外部調達による製品供給を展開していた。

 このほか、同社のバイオマトリックス研究所が中心となって進めている新技術開発をベースにした製品化への効率性の向上、市場ニーズに対する迅速・柔軟な対応など、「さまざまな優位性の構築が可能」と判断し、新工場の建設を決めた。建設資金は自己資金と借入金でまかなう。


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