DgSの健食販売、2千億円台に 17年の商業動態統計(2018.2.5)


 経済産業省は1月30日、商業動態統計の2017年12月分速報を発表した。ドラッグストア(DgS)商品別のうち健康食品は、前年同月比4.2%増の179億円となり、通年では2060億円と2千億円台に到達。DgS全体の販売額も通年で前年比5.3%増の6兆295億円となり、初めて6兆円を突破した。

 DgSの昨年12月の商品販売額は、前年同月比6.5%増の5624億円。商品別では食品が9.8%増の1481億円。健康食品が4.2%増の179億円となった。

 家庭用品・日用消耗品は4.2%増の875億円。トイレタリーは5.1%増の531億円。ビューティケアは7.9%増の871億円。ヘルスケア用品が6.7%増の398億円。OTC医薬品は2.4%増の791億円で、調剤医薬品は8.6%増の354億円となった。

 健康食品は通年で2060億円となり、2千億円に到達。2016年は1900億円だった。DgS全体では、前年の5兆7258億円から6兆295億円と6兆円を突破した。

 一方、コンビニエンスストアの2017年商品販売額(サービス含まず)は、前年の10兆824億円から11兆99億円に増加しているが、伸び率は前年の4.1%から2.4%に鈍化している。


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