HACCP導入手引書 間もなく 日健栄協 今月にも配布へ
(2018.3.5)


 日本健康・栄養食品協会が厚生労働省の依頼を受けて作成作業を進めてきた健康食品事業者向けの「HACCP導入手引書」について、同協会の話によると、今月中にも事業者への配布を始める。協会が2日に都内で開いた「GMP普及セミナー」の中で、協会関係者が説明した。


 最終版の手引書は、厚労省に1月31日に送付した。近く開催されるとみられる同省の「食品衛生管理に関する技術検討会」で承認されれば、同省が各地方自治体に通知するという。


 また、協会では、同手引書の周知を図るため、今年8月から10月を目途に説明会を開催する予定という。現在のところ、東京2回、大阪、福岡各1回の計4回を予定している。


 協会では、「HACCPがカバーする内容は健康食品GMPでもカバーされている」との認識を示しており、手引書は「健康食品の特性に応じたもの」になったとしている。

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