生鮮リンゴで「内臓脂肪減らす」 JAつがる弘前の届出が受理(2018.3.8)


 7日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、リンゴ由来プロシアニジンを機能性関与成分にした生鮮リンゴ(ふじ種)の届出情報が公開された。生鮮食品として、内臓脂肪を減らす働きを訴求する。

 リンゴの生産が盛んな青森のJAつがる弘前(つがる弘前農業協同組合)が届け出たもの。「プライムアップル!(ふじ)」という商品名で今後売り出す。リンゴ由来プロシアニジンを機能性関与成分にした届出はこれまでもあったが、リンゴそのものの届出が受理されたのは初。

 機能性の科学的根拠については、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の委託で日本健康・栄養食品協会が実施した機能性関与成分の研究レビューを届け出ており、今後、県内他地域のJAからも届出が相次ぐ可能性が高い。

 生鮮食品の届出件数は、これにより13件。機能性関与成分数としては、受理実績のあるβ‐クリプトキサンチン、大豆イソフラボン、GABA、DHA・EPAを加えて6成分となった。

 公開された届出資料によると、研究レビューで最終採択した文献は、リンゴ由来プロシアニジン(アップルフェノン)含有飲料を使用した臨床試験論文2報。

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