健康な食事・環境で認証制度開始 栄養改善学会など7団体(2018.3.15)


 日本栄養改善学会や日本給食経営管理学会など7団体で組織される「健康な食事・食環境」コンソーシアムは14日、健康的な食事を継続的に、かつ健康的な環境で提供する店舗や事業所を認証する制度を始めると発表した。4月から応募を開始し、9月に第1回の認証施設を発表する。

 同制度は、厚生労働省の「日本人の長寿を支える『健康な食事』のあり方検討会」の報告を受け、2015年9月の局長通知「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事について(目安)」などを踏まえ、1食あたり450~650kcal未満或いは、650~850kcalのエネルギー量とすることや、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分など栄養バランスのとれた食事を「スマートミール」として基準を設け、そのメニューを提供する施設を認めるもの。認証には、施設内の完全禁煙も含む。

 認証の普及に向けて、外食や中食、事業所給食(社員食堂など)の各分野でスマートミールをメニューとして提供することが始まっている。また、ぐるなびなどとも連携し、スマートミール及び同認証制度の浸透を図る。


Clip to Evernote

ページトップ