GABA、売上高6.5億円に 機能性表示食品の影響(2018.3.15)


 GABA(γ‐アミノ酪酸)の2017年売上高が、6億4700万円に達したという。GABAを配合した最終製品ではなく原材料としての売上高。GABAストレス研究センターが15日、発表した。
同センターでは売上高の根拠について「国内有力販売メーカーにヒアリングを行った」としており、つまり、機能性表示食品で採用実績を伸ばしている「ファーマギャバ」(ファーマフーズ)単体の売上高と考えられる。

 同センターによると、17年の売上高は「過去最高」であり、機能性表示食品制度が始まる以前の14年との比較では、約2.5倍の伸びを示しているという。

 また、センターの調べによると、GABAを機能性関与成分にした届出件数について、15年は4件だった一方、17年は計136件に拡大。16年との比較でも、届出件数の伸長率は179%増を示したといい、「難消化性デキストリンやDHA・EPA、ビフィズス菌などを抜いて最大の伸び率をマークした」とアピールしている。


Clip to Evernote

ページトップ