資生堂 サプリで新ブランド 「機能性」も配置 (2018.3.22)


 資生堂は、40代以降の女性に向けたサプリメントの新ブランド「N・O・U(エヌオーユー)」を立ち上げ、4月21日から、化粧品専門店を中心にした約2000店で販売を始める。

 発売前の4月中旬からウェブ、SNS、新聞折込みなどを通じた販売プロモーションも展開。モデルには、ファッションモデルのRINAさんを起用する。

 新ブランドでは、商品体系を「基礎」、「機能」、「生活習慣」3つに分類し、機能性表示食品2品目、健康食品3品目をラインナップ。機能性表示食品は「機能」アイテムに分類させ、膝関節や腸内環境に対する機能性を訴求する。

 ブランド全体のコンセプトとして、脳と腸が互いに密接に影響し合っていることを意味する「脳腸相関」に着目したとみられる。「基礎」アイテムに位置付ける健康食品として、認知機能に対する有効性が示唆されているDHA・EPAやイチョウ葉エキス、腸内環境改善作用が報告されているラクチュロースを配合したサプリメントを用意。同品は「N・O・U ザ・サプリ」と名付けており、ブランド全体の基幹製品になるようだ。

 一方、機能性表示食品については、ビフィズス菌『BB536』を機能性関与成分に「腸内環境を良好にする」機能を打ち出す『N・O・U サプリフローライザー』、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンによる「膝関節の動きに役立つ」を訴求する『N・O・Uサプリ ジョイナー』の2品を投入。
同2品は、昨年9月に届出が受理されていた。

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