大塚製薬、独自乳酸菌配合の飲料投入 「ボディメンテ」で第2弾(2018.10.1)


 大塚製薬は、保有する独自の乳酸菌「B240」を配合した飲料を9日に新発売する。日常の体調維持をサポートするとともに、アスリート向けにも強くアピールするブランド「ボディメンテ」から、ゼリー品に続く第2弾商品として市場投入する。

 同品のCMキャラクターにモデルのKokiさんを起用、9日から放映を開始する。乳酸菌B240による、〝飲んでカラダをバリアする〟という同品のコンセプトをアピールする。

 同品は、カラダの適切な水分量維持をサポートする〝水分・電解質〟の補給をベースに、体調維持をサポートする乳酸菌B240を組み合わせたコンディショニング飲料。BCAAやアルギニン、ホエイタンパクも加えている。

 今年1月から静岡県、北陸3県のドラッグストアでテスト販売を実施し、反応も良かったという。新製品は、ドラッグストアを中心に量販店やスーパーなど全国のチャネルで展開していく。500mL入で税抜154円。

 「ボディメンテ」ブランドは、スポーツ愛好家を含めたアスリートなどに向けて開発したゼリー状食品を第1弾に、2017年に発売。新製品は、「乳酸菌B240を手軽に摂ってもらうために飲料形態として開発した」(広報)もので、先行するゼリー品同様に日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の認定を得ているという。

 同社の話によると、乳酸菌B240は、タイ北部で伝統的に食されている発酵茶〝ミヤン〟から発見した植物由来の乳酸菌(Lactobacillus pentosus ONRIC b0240)。東京農業大学が単離し、2005年に同社大津栄養製品研究所と熊本県立大学との共同研究で、生体防御機能を高めるなどの有効性を確認した。

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