ミナト製薬 スポーツ向け商材拡充 (2019.1.10)

ミナト製薬 ライスピュレ_製品イメージ②

【写真=「ミナト製薬のライスピュレ」】

 各種健康食品製造販売のミナト製薬は、スポーツ関連の商材を拡充する。まずは今月、農機大手ヤンマーのグループ会社、ヤンマーアグリイノベーションが開発したコメ由来食材“ライスジュレ”を活用した、アスリート向けのカロリー補給食品を上市し、2月にはカリウムや鉄分補給の粉末麦茶製品第2弾を投入する。

 同社ではここ数年、スポーツ向け製品の開発・販売を強化している。同社主力の桑葉青汁をフィットネスジムやスポーツ用品店などに配荷したり、玄米プロテインを女性向けに提案するなど、事業領域を広げている。

 新製品「ミナト製薬のライスピュレ」(=写真)は、元トライアスロン選手の宮塚英也氏の監修のもと、スポーツ時に摂取する食材として、日本人のエネルギー源としてのコメに着目して開発した。スポーツ時の補給食の形状は液体やジュレが多いが、「敢えて固形のものも含ませ、噛むことにより分泌される唾液の働きも考えた」といい、パフォーマンス向上に役立つとしている。また、運動時の急激な血糖値上昇をやわらげる役割から三井製糖製のパラチノースを採用した。今後、宮塚氏監修のスポーツ向け商材の開発を順次進めていく方針。

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