ファンケル、美白サプリを刷新 越境ECも視野にプロモーション強化(2019.1.24)


 ファンケルは、美白を訴求する新たなサプリメントの販売を3月から開始する。まずは、従来の販路である通販及び直営店、一般流通において、国内の消費者とともに訪日客向けにも強くアプローチしながら、「越境ECの導入にもつなげたい」(島田和幸社長)考え。24日開催の新商品発表会において、健康産業流通新聞の取材で今後の方針を明かした。

 「当社のサプリメントの売上の中で美白サプリメントは(インバウンドの反応が強くあった時期の)昨年夏に一番売れた。今後、訪日客向けに新たな情報を発信して需要を喚起させる」(同)といい、越境ECの展開も視野に入れつつ、積極的にプロモーションしていく。

 新製品「ホワイトフォース」は、3年前に発売した同じ商品名のリニューアルで、主要原材料のヒドロキシチロソールとL‐シスチンを含むオリーブ葉エキスに、新たにハス胚芽エキスを加え機能性を強化したもの。ヒドロキシチロソールとL‐シスチンの組合せでメラニンの産生抑制などを促し、新配合のハス胚芽エキスで表皮角化細胞を増殖させターンオーバーを促進することでメラニンの排出を促す、「予防」「改善」の2方向からの美白アプローチを持たせたという。

 サプリの販売とともに、これまで期間限定で展開してきたドリンクの正式販売も3月から開始する。主要原材料のほか、〝速攻・集中ケア〟できるようアーティチョークエキス、柑橘ポリフェノールを加えている。

 美白訴求の化粧品ラインも刷新する。シミ解消に役立つサクラ葉エキスと、メラニン淡色化機能を持つ特殊ビタミンCを含むムラサキシキブ果実エキスを配合したエッセンスや化粧液、乳液、マスクの計4品をラインナップした。エッセンスとマスクは2月、乳液と化粧液は3月の発売。

Clip to Evernote

ページトップ