生鮮リンゴ JAつがる弘前 機能性表示食品 (2019.2.21)


 青森県のJAつがる弘前が、生鮮食品のリンゴでの機能性表示食品の届出に向けた取り組みを加速させている。

 同JAのリンゴの届出状況は、昨年3月7日に消費者庁の届出情報更新で、生鮮食品のリンゴ「プライムアップルふじ」(機能性関与成分・リンゴ由来プロシアニジン)が受理されたことが公表されたほか、今年2月8日には、「プライムアップル王林」(同)の届出が受理されたことが公表されている。いずれも研究レビューで届け出ている。

 同JAによると、出荷は東京が中心で、価格は「ふじ」の場合、機能性表示食品は通常品の3割高になるという。しかし、「スーパーなどのバイヤーの評価は上々」(JAつがる弘前担当者)という。今年も3月中旬に昨年と同じ10㌔㌘入りで700ケースを出荷する予定。ただ、機能性表示食品のリンゴは全体個数あたりの収量が少なく、出荷量の拡大は難しいのが現状という。

 機能性表示食品のリンゴについては、①個別包装が必要②全体の収量から少ない割合しか収穫できない③機能性関与成分含有量の担保は過去のデータに基づき大きさで選別する以外の方法がない──などの課題がある。

 JAつがる弘前では、①について、新たに包装機械を開発して手作業を大幅に省略したほか、②は機能性関与成分の含有量が従来より大幅に多い次世代品種の探索に目途をつけつつあるという。③は農研機構、民間企業などと共同で近赤外線センサーによる選別機を開発中という。

 同JAでは、これらの課題をクリアすれば、機能性表示食品のリンゴの収量は大幅に増加するのではないかとしている。

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