インアゴーラ 越境EC 健食を充実化へ (2019.6.6)


 日本商品に特化した中国越境ECサイト「ワンドウ」を運営するインアゴーラが健康食品・サプリメントの取り扱いを拡充している。

 同社では、先月21日にライオンの「腸まで届けるナイススリムエッセンス ラクトフェリン」と井藤漢方製薬の「セノビローチュアブル」の取り扱いを開始したと発表したほか、今月4日には、ファンケルの「スマホえんきん」など機能性表示食品を含む36アイテムの取り扱いを発表した。

 同社によると、サプリ拡充の理由として「中国で安全・安心の日本製サプリのニーズが高まっている」(同社広報担当)ことを挙げている。同社ではすでに健康食品・サプリメントに関して、数百アイテムの品揃えがあるが、「日本企業の公式通販サイト限定商品など、中国市場で希少性のある商品にも力を入れる」(同)としており、商品ラインナップに特色を付けていく考えだ。

 前述のライオンの商品は通販サイト限定。前述の井藤漢方製薬の商品は安全・安心が取り扱いのポイントとしている。

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