DgS売上高、ツルハが首位に 18年度業績 2位ウエルシアと僅差(2019.6.17)


 北海道を地盤にドラッグストアを展開するツルハホールディングスが、DgS売上高で首位に躍り出た。17日、同社の2019年5月期の業績が発表され、売上高が対前年比16.2%増の7824億4700万円となり、ウエルシアホールディングスが4月に発表した19年2月期売上高7791億4800万円を30億円差で抜いた。

 期初の業績予想より100億円上回ったかたち。前会計年度から、昨年買収した愛知県のビー・アンド・ディーや広島中央薬局などが連結対象となっている。

 前期概況は、高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、食品売場を中心に既存店舗の改装の推進、昨秋に始めたPB商品の刷新などに取り組んだ。

 店舗展開では、140店の新規出店、56店の閉店を実施したほか、買収による店舗増などもあり、グループ店舗数は2082店となった。また3月から取り組んでいる沖縄の金秀商事とのFC契約による店舗展開も進んでおり、同社グループの店舗展開地域は34都道府県に広がった。

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