「ザバス」の一般飲料が好調 売上高急伸 90億円台達す可能性も(2019.7.18)


 明治の乳飲料「ザバスMILK PROTEIN」シリーズの売上が急伸している。

 同社によると、2015年に発売した「MILK PROTEIN」は、17年に入ってようやく売上高が20億円台に達するというスローペースだったが、18年から急伸し、今年は90億円台を見込めるという。

 一般的な粉末状のプロテインでは、同社のザバスはシェアトップとされているが、同社によると「ザバスMILK PROTEIN」は粉末状のプロテインとは製法が異なり、独自の速攻吸収製法を採用し、風味も工夫を加え、プロテイン摂取の経験が少ないライトユーザー層や一般層にも摂取しやすい乳飲料にしたという。

 販路もコンビニエンスストアやスーパーに力を入れ、一般層の目に触れやすい状況にした。パッケージも「ザバス」のロゴと「脂肪ゼロ」を大きく表示するなど視認性を高めた。それらが好調の一因になっているという。

 同社では好調を背景に、スポーツ・運動愛好家に限定されがちなプロテインのユーザー層を、「一般にも広く浸透させていきたい」としている。

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