中日本カプセル 新・ソフカプ製剤工場を竣工 (2019.9.26)

中日本カプセル新工場竣工ソフカプ生産強化①

 健康食品受託製造の中日本カプセル(岐阜県荒尾市)は9月16日、昨年末から本社敷地内に建設を進めていたソフトカプセル専用工場を竣工し、稼働を開始した。第3の生産拠点となる。受注増への対応と生産体制強化を目的に建設したもので、本格稼働後の生産能力は従来比3割増しを見込んでいる。

 新工場は、同社の第1工場(本社工場)、第2工場(北工場)の隣接地に建設。第3工場として運用する。工場規模は、鉄骨造2階建てで建築延べ面積約1730平方㍍。建屋と設備を合わせて10億円超を投資した。

 同社の主力生産品目はソフトカプセル。受託製造品目全体のうち約7割を占める。特許技術に基づく特殊なソフトカプセルを含めた受注増がここ数年続き、既存工場だけでは対応が難しくなっていた。突発的な受注増への柔軟対応も狙い、新工場を建設した。

 新工場では、必要な稼働期間を経た後に健康食品GMP認定を取得する計画だ。工場内部には「1ルーム・1マシーン」構造を採用した他、AIやロボット技術を活用した最新鋭設備を導入。これにより省人化、省力化を図り生産体制を強化するとともに、製造・品質管理体制の充実化につなげる。

 同社は1996年創業。これまでに、油(基材油)を使用しないソフトカプセルや配合できる粉末の量を高めたソフトカプセルなど、従来にない健康食品向けソフトカプセル製剤を数多く開発し、特許権を取得してきた。

 なお、同社は今年3月、内閣官房国土強靭推進室の「レジリエンス認証」を取得。事業継続に積極的に取り組む企業などを認証するもので、健康食品受託製造企業の取得は同社が初とされる。

【写真=ソフトカプセル専用工場を竣工】

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