今春からカボス種子抽出物供給 日本生物科学(2016.1.7)


 ナットウキナーゼを主力に事業展開する㈱日本生物科学研究所(大阪市福島区)は、昨年開催の40周年記念式典で明言した〝5年後100億円〟の年商達成に向け事業領域拡大を推し進める。

 同社では、創業時から取扱う植物発酵エキスや、有機明日葉パウダー、明日葉カルコンなどアイテムを絞り込み原料・OEM展開を進めてきたが、昨秋からカツオ動脈球由来のエラスチンの供給を開始、今春からは大分県産カボス種子を用いた機能性原料を手掛ける予定だ。また一昨年から事業化しているドッグサロン経営など食品以外の領域も拡げている。

 また同社が加盟する日本ナットウキナーゼ協会では、血栓予防の提唱に向けた一般消費者向けのシンポジウムを今月30日に開催する。昨夏のテレビCMにも起用した石田純一さんをはじめ、東京医科大学の浜岡隆文教授、フリーアナウンサーの渡辺真理さんを招き、血栓予防の重要性を説く。同社ではこれら協会のナットウキナーゼによる血栓予防の普及活動に絡めて同素材の供給につなげたい考えだ。

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