ハウス、乳酸菌で最終商品 健康食品から一般加工食まで(2018.8.23)

ハウス食品合体③

【写真=左:「L‐137配合バーモントカレー」、右:サプリメントシリーズ「まもり高める乳酸菌L‐137」】

 BtoBとBtoCの両面から乳酸菌事業に参入することを今月2日に明らかにしていたハウス食品グループ本社が、まずは最終商品の販売に乗り出した。事業者向けに原材料供給も行う独自乳酸菌「HK L‐137」を配合した健康食品から一般食品まで計8商品を、グループ会社を通じて一気に発売。発売早々にテレビCMなどを通じた販売プロモーション攻勢を仕掛けており、L‐137の消費者認知度を一気に高める構えだ。この勢いをテコに、BtoB事業にも乗り出す。
 最終商品8商品は13日から全国で順次発売。ドラッグストアやコンビニエンスストアなどの店頭から通信販売まで、販売チャネルを多角的に駆使して売り込む。
 ハウス食品では、L‐137が死菌のため加工しやすいという特長を活かし、4品目の加工食品を発売。主力の「バーモントカレー」や「フルーチェ」、「とんがりコーン」の新製品とした。カレーは1皿分、フルーチェは1人分で、L‐137が100億個摂れる設計にした。
 一方、ハウスウェルネスフーズでは、サプリメントシリーズ「まもり高める乳酸菌L‐137」を発売。ラインナップはパウダースティック2品、ドリンク、ゼリー(9月10日発売)が各1品の計4品目。そのうちスティックは、10包入り700円(税抜)と、30包入り2000円(同)を揃え、初回購入者や日常的に利用する人に対応する。
 発売当日の13日からは、俳優の鈴木亮平さんをイメージキャラクターに起用したテレビCMの放送を始めている。

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