ファーマフーズ 通販事業が大幅増 過去最高業績 79億円に(2018.9.20)


 ファーマフーズの業績が好調だ。12日発表の2018年7月期・連結決算では、過去最高の売上高79億4300万円を計上した。対前年比で68.2%の大幅増。通販事業の大幅な拡大とともに、機能性表示食品でのGABAの採用などが寄与した。営業利益は同231.4%増の2億9600万円、経常利益は同150.0%増の3億5900万円の増収増益となった。

 中核事業の通信販売事業では、サプリメント、化粧品ともに積極的な広告投資を行ったことで想定以上に顧客が拡大し、売上高は同82.9%増の62億9800万円と大幅な増収を達成した。定期顧客件数は同83.0%増の9万7310件。広告宣伝費は、一昨年の17億7400万円を大幅に上回る36億3700万円を投資した。

 機能性素材事業は、主力商品の売上が国内外で順調に推移し、売上高は同30.1%増の16億800万円だった。国内においては、GABAを採用した機能性表示食品の販売が増加し、堅調に推移した。また、骨形成素材「ボーンペップ」が中国で堅調に推移し、対前年比4.6倍の売上を達成した。
 今期の見通しは、売上高101億円、営業利益3億9000万円、経常利益4億3000万円。

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