ファンケル第1Q、売上6%増に サプリのマーケ費増などで減益に(2019.8.1)


 ファンケルの2020年3月期第1四半期の業績は、国内売上、インバウンドともに堅調に推移し、主力の化粧品、サプリメント事業が増収となり売上高は対前年比5.7%増の325億4400万円を計上した。一方、サプリ事業を中心にマーケティング費用を増加させたことなどにより、経常利益は同3.5%減の43億8200万円となった。同社が先月30日発表した。

 サプリ事業の概況は、機能性表示食品「内脂サポート」や「年代別サプリメント」などが好調に推移し、売上高は対前年比3.1%増の113億6500万円。損益面では、前年同期に比べマーケティング費用を増加させたことなどにより、セグメント利益は同34.8%減の9億4000万円となった。

 その他関連事業では、取扱う発芽米や青汁が前年実績を下回るなどし、売上高は同4.2%減の16億5000万円だった。一方、損益面では、発芽米事業の収益性が改善するなどし、セグメント利益は6800万円(前年同期は6100万円のセグメント損失)となった。

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