ターミナリア、市場投入活発に (2019.11.7)

ターミナリア合体③

 ターミナリアベリリカ由来没食子酸を機能性関与成分にした機能性表示食品のサプリメントの市場投入が活発化してきた。食後の「血糖値」や「中性脂肪」の上昇を抑える働きを訴求できる機能性関与成分。食事に含まれる糖質・脂質のコントロールを消費者に提案する。

 美容・健康製品の通信販売を手掛けるビタブリッドジャパンは10月31日、『糖脂にターミナリアファースト プロフェッショナル』(=写真上。タブレット)を新発売した。同社として初の機能性表示食品。スキンケア化粧品『ビタブリッドC』シリーズを主力製品としつつ、サプリメントも手掛ける同社の業績は、ここ2年で急成長していると言われる。

 同社は同日、同製品の発売開始に合わせ、俳優の高橋英樹さんや元サッカー日本代表の中澤佑二さん、モデルの大口千恵美さんらをゲストに迎えた新商品発表会を都内で開催。冒頭、同社の大塚博史社長が挨拶に立ち、新製品について「健康・美容の可能性とともに、食事の可能性を広げる製品だ」と語った。

 一方、自社ブランドECサイト運営のECスタジオは10月21日、同成分を配合した機能性表示食品のサプリメント『イージータブレット ターミナリアW』(=写真下)を新発売。昨年2月に発売していた機能性関与成分を同一とする機能性表示食品をリニューアルした。

 主なリニューアル点は、ヘルスクレームの拡充。従来品では、食後の中性脂肪上昇を抑える働きのみを表示していたが、リニューアル品では食後の血糖値上昇抑制を追加。これにより、食事に含まれる糖と脂肪に対するダブルの働きを訴求する。

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