DgSの健食販売4.4%減 商業動態統計 10月分速報(2019.11.28)


 経済産業省は28日、商業動態統計の10月分速報値を発表した。ドラッグストア(DgS)の商品別販売額のうち健康食品は、前年同月比4.4%減の173億円となった。

 DgSの商品販売額合計は、前年同月比0.1%増の5324億円と前月の21.8%増、6265億円から大幅に減少した。消費税増税後の買い控えが影響したものと思われる。

 商品別では、食品が同7.4%増の1619億円。家庭用品・日用消耗品は1.9%減の807億円。トイレタリーは5.8%減の474億円。ビューティケアが6.2%減の751億円。ヘルスケア用品は2.6%減の333億円となった。

 健康食品は4.4%減の173億円。9月の17.1%増から減少した。OTC医薬品は4.4%減の705億円。調剤医薬品は8.9%増の361億円だった。

他の小売業種では、コンビニエンスストアを除いて全て前年同月比マイナスとなり、卸売業を含めた商業販売額全体では、前年同月比9.1%減と少なくともここ2年で最大の減少幅となった。

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