酢酸菌の原材料供給事業を始動 キユーピー 機能性表示食品も発売(2020.1.9)


 キユーピーが、独自素材として展開している酢酸菌のBtoB事業を始める。これまでも一部限定的に供給していたが、同原材料を機能性関与成分とするサプリメントの販売を今月24日から開始することに合わせ、原材料供給事業にも本腰を入れる。同社では、酢酸菌と相性が良いとされる研究成果を得ている乳酸菌との配合提案を進めていきたい考え。

 同社では、マヨネーズなどの原材料の食酢をグループ会社で製造するなかで酢酸菌の研究開発を進め、2017年にアルコール対応食品のサプリメントの販売を始めていた。

 今月下旬に発売する機能性表示食品「ディアレ」のヘルスクレームは、「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する」ことを訴求するもの。同社では、健康食品として展開しているアルコール対応と、機能性表示の花粉対応の2軸で原材料販売に乗り出す。

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