エキスの届出 第2弾あらわる 秋ウコンエキス ハウスWが打錠品で(2020.1.30)


 エキスを機能性関与成分にした機能性表示食品で第2弾となる届出が30日、公開された。秋ウコンエキスを機能性関与成分にしたもので、指標成分はビサクロン及びデヒロドジンゲロン。第1弾の届出は液状品だったが、今回は打錠のサプリメント。このため、液状品では不要な崩壊性試験、溶出試験、製剤均一性試験を一定の頻度で実施する必要がある。

 届出者はハウスウェルネスフーズ。届出商品名は『ゴールデンヴェール』。ヘルスクレームは「肌の水分保持に役立ち、肌の乾燥を緩和する機能があることが報告されています」で、機能性関与成分の研究レビューによる届出を行った点でも前の届出とは異なる。

 エキスの第1弾届出となったのは「熟成にんにくエキス(指標成分=S‐アリルシステイン、アルギニン)」。届出者の桃屋は、最終製品の臨床試験で機能性を検証し届け出ていた。

 ウコンエキスは以前から機能性表示食品に活用されている。同エキス中に含まれるクルクミンを機能性関与成分にした届出が、これまでに複数行われている。ハウスウェルネスフーズも、クルクミン及びビサクロンを機能性関与成分にした届出を複数実施していた。発売後の対応も含めて届出の難易度が通常より高まると考えられているエキスの届出を行った意図が注目されそうだ。

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