売上高400億円に上方修正 ファーマフーズ通期業績予想 通販が好調(2020.11.16)


 ファーマフーズが2021年7月期の通期業績予想を大幅に上方修正した。従来予想の売上高234億円から166億円プラスの400億円とした。主力の育毛剤はじめ、サプリメント、化粧品などの通販事業が第3四半期以降も順調に推移していくことを見込むとともに、広告宣伝費を当初110億円から200億円程度にまで増額するなどして、売上高が前の期の153億円から2倍以上に膨れ上がる見通し。

 同社が16日発表した。経常利益は9億円プラスの22億円(前期実績は9億円)、当期純利益は6億円プラスの14億円(同6億円)とした。通販事業の拡充とともに、機能性素材事業についても複数の大手飲料メーカーから主力のGABAを用いた機能性表示食品の販売が予定されているという。

 通期業績の大幅な上方修正は、第1四半期以降の事業が想定以上に進捗したことによる。過去最大規模の広告宣伝を実行するなどし、11月10日時点での定期顧客件数は60万件を突破した。想定以上の注文から11月からは一部予約販売に切り替えているという。同日発表した第2四半期の業績予想についても上方修正している。

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