若年層の健食利用に広がり 利用開始は「20代以下」が4人に1人(2025.9.4)
健康食品を初めて利用した年齢について、全国の利用者を対象にした調査で「20代以下」と答えた人が26,5%を占め、若年層からの利用が広がっている実態が分かった。調査はWEBブランディング事業を展開するNEXER(東京都豊島区)と、健康食品企画・販売のORTIC(福岡市中央区)が共同で実施した。発表は1日。
調査は健康食品を利用している全国の男女159人を対象に8月1日~8日に実施。「利用を始めたきっかけ」では、42.1%が「健康維持のため」と答えた。治療目的ではなく日常の健康管理や予防策として定着している様子がうかがえる。また、53.5%が「健康に対する意識が変わった出来事があった」と回答。
具体的には、「年齢を重ね体の変化を感じた」「健康診断の結果が気になった」「病気や入院を経験した」などが挙げられた。二日酔いの悪化や生活習慣の乱れなど、身近な出来事が利用を後押ししているケースも多い。
調査結果から、健康食品が幅広い年齢層で〝未病〟や健康維持の手段として定着していることが浮き彫りとなったとしている。