フコイダンJHFA規格化へ検討 日健栄協(2016.3.28)


 日本健康・栄養食品協会は、昆布やモズクなど褐藻類に含まれる食物繊維であるフコイダン及び酵素処理フコイダン食品の認定健康食品(JHFA)の新規規格化に向けた専門部会を設置、22日に初会合を開いた。専門部会はフコイダンの原料事業者が集まり、最終的に規格を決める同協会の規格基準検討会に諮る規格原案作りを進める。同協会では2017年3月までの規格基準公示を目指す。

 専門部会は8事業者が参画。部会長に宝ヘルスケア㈱、副部会長に㈱海産物のきむらやが就いた。このほか、第一産業㈱、㈱サウスプロダクト、理研ビタミン㈱が幹事会社となった。

 専門部会では同食品の規格化に向け、適用範囲や定義のほか、製品規格、原材料規格、試験方法、加工基準などについて検討を行う。予定では4回程度の会合を開き、順調に進めば今秋にも原案を固め、規格基準検討会の開催に持ち込みたい意向だ。


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