シナモン抽出エキス上市 抗メタボ作用有す セティ(2016.6.9)


 セティ㈱(東京都千代田区)はこのほど、フランスのディアルファ社製で、シナモン樹皮からオリジナル製法で抽出した食後血糖値上昇抑制作用を有するシナモンエキス「ミールシェイプ」を上市した。セティが国内総販売代理となる。

 同素材はシナモンポリフェノール含量40%以上で規格したエキス。健常な成人男女18名を対象にしたランダム化二重盲検プラセボ群間比較試験では、摂取群は1㌘の同エキス摂取により、対照群に比べ食後血糖値の上昇が約20%抑制された。また、試験管試験ではデンプンを糖に分解するα‐アミラーゼの活性阻害作用が確認されている。同社ではこれらの働きにより、食後血糖値の急激な上昇が抑えられるとして訴求している。

 また、同社はこの機能性とともに、健康リスクが報告されているクマリン含有量が少量であるセイロンシナモンのみを原材料に使用していることも提唱。サプリメントをはじめ、一般食品などにも利用できるとして提案し、販路構築を推進していく考え。

 推奨摂取量は1日1㌘。コーシャやハラルにも対応している。

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