ゴールデンベリー 富裕層向けに提案 「インカベリー」として差別化(2016.7.7)


 ㈱アルコイリスカンパニー(千葉県松戸市)は、有機JAS認証を取得した南米産スーパーフルーツ「インカベリー」のドライフルーツ原料と自社製品の販売を始めた。

 同ベリーは、一般的にゴールデンベリー(学名:フィサリス・ペルビアーナ)と言われるナス科ホオズキ属の多年草植物で、食用の実を付ける。ペルーの標高約3000㍍の高地に生育するが、なかでも同社ベリーは標高500㍍から4000㍍の急峻の谷「エコ・クエンカ」で収穫している。この谷の生育地は、日中は温かい空気が下から上昇する一方、夜間は冷たJIHFS池田理事長乳児期腸内フローラに関与母乳成分フコシルラクトースヤクルト本社ら確認い空気が上から下降するなど寒暖差が大きく、その極端な気温差が果実を甘くするという。

 同社では現地でドライフルーツにしたものを輸入。分析値では、100㌘あたりにビタミンAを666マイクロ㌘、αカロテンを411マイクロ㌘、βカロテンを7790マイクロ㌘、ビタミンCを73㍉㌘、鉄を3㍉㌘、食物繊維を14.6㌘含む。

 同社ではドライフルーツの自社製品を、富裕層をターゲットにしたスーパーの成城石井などを中心に提案。最近は徐々に採用され始めてきたという。

 原料は最小5㌔㌘から出荷し、そのほかの量についても相談に応じるとしている。

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