ニッスイ EPA以外も視野に 機能食の商品数が大幅拡大(2017.2.9)


 日本水産㈱が機能性表示食品の商品ラインナップを急ピッチで拡大している。

 同社は1月24日、今年の春夏新商品を発表したが、機能性表示食品部門はリニューアル6品を含めて12の新商品を投入し、機能性表示食品全体では計20商品としていたが、今月までに新たに8品の届出受理が公表されたため、28品目に増加した。

 機能性関与成分はいずれもEPA・DHA。また、新たにねり製品分野で機能性表示食品の商品が出てきているほか、レトルト加工食品(主にスープ類)で、2品目から11品に拡大している点がポイントだ。スープ類などは、「女性の栄養問題や個食化、朝食市場などをにらみ、栄養をしっかり確保しなければならない。力を入れていきたい」(同社営業担当幹部)としている。

 同社が開発を進める機能性表示食品の次のポイントとなるのは、EPA・DHA以外の機能性関与成分の展開だ。すでに検討が進んでおり、運動持久力向上などを想定した機能性研究が行われているようだ。「データはすでに整っている」(同社幹部)という。

 また、同社の機能性表示食品のコンセプトとして、高齢者の一層の健康増進を含めた国民全体の健康寿命の延伸を背景に、美味しさをベースとした「運動と食事が注目ポイントになるのでは」(同)としている。

 今年の春夏新商品全体では、新商品61、リニューアル商品36の合計97商品を投入する。

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