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　大幸薬品は、米国でダイエタリーサプリメントとして販売展開する「ＳＥＩＲＯＧＡＮ ＴＯＩＡ」を、スポーツサプリメントとして新たに売り込む。今月開催されるホノルル・マラソンの前3日間で行われるエキスポ会場の企業ブースで、商品の展示とともに発汗時の水分吸収促進などの機能を訴求するなどし、新たな市場開拓を進める。

　同品の米国での展開は2003年から。これまで〝腸の動きの正常化〟などを目的に、現地の日本人や韓国系、中華系などアジア系人種を中心にアプローチしてきたが、販売拡大に苦戦していた。原材料の木（もく）クレオソートの機能性から、〝運動時及び発汗時に体内の水分吸収を促進し、脱水を防止する〟の構造機能表示をし、スポーツ大国である米国でスポーツサプリメントとしての展開を始めることとなった。米国で展開する同品は、日本で販売する「セイロガン 糖衣Ａ」と同じ処方。

　今月7日から始まるエキスポ会場において、同品の水分吸収促進の機能を表記したリーフレットを配布するほか、マラソン参加者を対象に各日先着1000名（3日間で計3000名）に同品36錠をサンプリングする。また、ＳＮＳを活用したプレゼントキャンペーンも実施する。

　これらテストマーケティングを経て、スポーツサプリとしての販売は来年を予定する。併せてパッケージも切り替える。

【リーフレット＝ホノルルマラソン・エキスポで配布されたリーフレット】