J‐オイル MK7でトクホ申請 (2018.4.26)


 ビタミンK2メナキノン7(MK7)を関与成分にした特定保健用食品(トクホ)の許可申請をJ‐オイルミルズが行ったことを、消費者庁が13日、公表した。他に申請のあった2社2品とともに同日、消費者委員会に諮問した。新開発食品評価第一調査会で審議手続きが進むことになる。

 J‐オイルは納豆菌由来MK7の原材料供給も手掛ける。同庁によると、同社が今回申請したのはMK7を関与成分とする食用油。保健の用途は「骨の健康が気になる方の食生活の改善に役立つ」旨だという。

 ビタミンK2を関与成分にしたトクホはこれまでにMizkan、協和発酵バイオが表示許可を取得。MK7のほかMK4でも許可実績がある。一方、許可表示は、「カルシウムが骨になるのを助けるタンパク質(オステオカルシン)の働きを高める」といった内容。J‐オイルが今回申請した許可表示は明らかにされていないが、従来と異なるヘルスクレームを申請した可能性もある。


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