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　国民生活センターはこのほど、「消費者行政新未来創造プロジェクト」の一環として、「錠剤・カプセル状の健康食品の品質等に関する実態調査」を今年度に実施する考えを明らかにした。消費者庁が「消費者行政新未来創造オフィス」を設置している徳島で行う。

　これは8日に開催された消費者委員会の「第3回消費者行政新未来創造プロジェクト検証専門委員会」で明らかにしたもの。全国規模のアンケート調査を実施し、利用頻度の高い商品を選定して品質等に関する商品テストを行うほか、徳島県民が利用している健康食品も収集し、同様に品質等にかかわる商品テストを行う。

　選定・収集した健康食品については、その広告表示内容や適正製造規範（ＧＭＰ）の認証取得状況なども調査する予定。調査結果に基づき、商品選択や利用上の注意点などをまとめるほか、全国的な啓発に取り組む考え。テストする商品数や具体的な商品の分野は、現時点では決まっていない。