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　カゴメは、今年1月から販売を開始しているリコピン、ＧＡＢＡの2成分を機能性関与成分にした機能性表示食品の飲料のパッケージを刷新する。これまで「血中コレステロールが気になる方に」「血圧が高めの方に」の2つをキャッチコピーとしていたが、「善玉コレステロールを増やす」「高めの血圧を下げる」に切り替え、機能性の理解を促進させることでトライアル獲得、継続飲用につなげる考え。1日に開いた2018年度第2四半期・決算説明会の下期施策のなかで明らかにした。

　生鮮トマトの機能性表示食品も下期に投入する予定。これまでもリコピン、βカロテン、ＧＡＢＡなど特定成分を含む高付加価値トマトは販売していたが、機能性表示食品のトマトをラインナップに加え、同事業の拡大を図る。

　なお同日発表した、2018年12月期・第2四半期決算では、売上高は対前年比1.6％減の1023億8600万円、営業利益は同14.8％減の52億6800万円だった。国内事業において主力の飲料事業や通販事業が伸長した一方で、海外の子会社売却による売上高純減などが影響した。