スポーツサプリ市場 474億円 17年度(2018.8.20)


 2017年度の国内スポーツサプリメント市場規模は474億円(メーカー出荷金額ベース)──矢野経済研究所が9日、このような調査結果を公表した。前年度比は15.3%増。同市場の規模は15年度以降、毎年度2ケタ増で拡大が続いているといい、今後については「成長率は鈍化しながらも堅調に拡大すると予測する」としている。

 調査結果の詳細は、『注目が集まるスポーツサプリメント・ボディメイクフード市場の最新動向』として今年5月に発刊済み。同社の調べによると、メーカー出荷金額ベースの国内スポーツサプリ市場規模は13年度で304億円。翌14年度は295億円と減少したものの、ここ4年で170億円ほどの伸長を見せている。 

 また、国内スポーツサプリ市場を素材別にみると、17年度はプロテインの最終製品が、同じくメーカー出荷金額ベースで280億円と全体の6割を占め、次いでアミノ酸の最終製品が同133億円(構成比28.1%)と、この2素材で全体の約9割を構成しているという。


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