糖質・糖類 届出公開 ようやく2件 第2弾にマンノオリゴ糖(2019.4.25)


 17日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、トクホの関与成分でもあるコーヒー豆マンノオリゴ糖を機能性関与成分とする飲料の届出が公開された。

 消費者庁によると、昨年のガイドライン改正で機能性関与成分の対象に追加された糖質・糖類では第2弾の届出となる。第1弾は、先月27日に届出が公開されたαシクロデキストリンだとしている。糖質・糖類の届出手続きは、昨年4月から始まっていた。

 αシクロデキストリンは食物繊維の一種との見方もあった。同成分を糖質・糖類とする理由について同庁は、「糖質・糖類の届出に求められる定性・定量試験の分析方法の妥当性を示す資料が届出資料に添付されている」としている。

 コーヒー豆マンノオリゴ糖を届け出たのは大正製薬。届け出たヘルスクレームは、「BMIが高めの方のおなかの脂肪(腹部脂肪面積、内臓脂肪面積)や体脂肪率、ウエスト周囲径(ウエストサイズ)を低下させる機能があることが報告されています」

 届出商品名は「ファットケア スティックカフェ モカ・ブレンド」。同社は同品類似のトクホを2012年から販売しているが、今後トクホは終売させ、機能性表示食品として展開していく方針。トクホでは「脂肪の吸収を抑える」「体脂肪が気になる方に適す」などと表示できるのみだった。

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