反ドーピング認証商品を紹介 (2019.6.20)

スポーツ栄養協会WEB2①

 一般社団法人日本スポーツ栄養協会(鈴木志保理事長)は、同協会が運営するウェブサイト「スポーツ栄養Web」において、アンチ・ドーピング認証製品一覧などアンチ・ドーピング関連情報の掲載を3日から開始した。アンチ・ドーピングの考え方に基づくサプリメントの適切な摂取のあり方なども掲載している。

 掲載場所は「スポーツ栄養Web」内のアンチ・ドーピング情報コーナー。アンチ・ドーピング法の概要やWADA(世界アンチ・ドーピング機構)の禁止物質リストなどのほか、日本アンチ・ドーピング機構が4月に策定した「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」などが掲載されている。

 そして、同ガイドラインに基づき第三者認証機関が認証した製品の一覧も掲載されており、現在、英LGC社のアンチ・ドーピング認証「インフォームドチョイス」の認証商品一覧が掲載されている。今後は米国のBSCG認証の商品も掲載される予定だ。LGC、BSCG以外の第三者認証機関もいくつか紹介されている。

 今年3月に閣議決定されたアンチ・ドーピング法の基本方針では、「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」など、サプリメントのアンチ・ドーピング情報は中立的な機関が、情報公開することが望ましいとされており、日本スポーツ栄養協会ウェブサイトでの公開は、同基本方針に基づくもの。食品・サプリメントのアンチ・ドーピング認証は、これまで主にJADAが行っていたが、今年4月に廃止している。

【写真=「スポーツ栄養Web」のアンチ・ドーピング情報。国内でアンチ・ドーピング認証を取得した製品一覧も掲載。】



Clip to Evernote

ページトップ