通販好調 売上高100億円超える ファーマフーズ19年7月期(2019.9.9)


 ファーマフーズは6日、2019年7月期の業績を発表した。売上高は対前年比32.6%増の105億3200万円、経常利益は77.2%増の6億3600万円の大幅な増収増益となった。ここ数年、右肩上がりの業績を支えている通販事業と機能性素材事業とともに、創薬研究などのバイオメディカル事業も大きく数字を伸ばした。

 中核事業の通販事業は、売上高が同35.3%増の85億2300万円を計上。主力のサプリメント「タマゴサミン」が成長をけん引するとともに、化粧品のリピート通販が拡大した。セグメント利益は同65.8%増の2億8800万円。

機能性素材事業は、主力のGABAと、美白素材「セレブロン」の売上が順調に推移するとともに、OEM事業も堅調に受注を積み上げたとし、売上高は同10.5%増の17億7700万円、セグメント利益は同17.9%増の7億1300万円となった。GABAは、国内の機能性表示食品市場の拡大を背景に採用が増加し、海外では北米を中心に好調に推移している。美白素材は、サプリと化粧品の両分野の原材料として広がりをみせ、アジアを中心に大きな伸びを示しているという。

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